鉄道

【特急ひたち・ときわ】利用料金や割引切符を徹底解説!

投稿日:2021年1月3日 更新日:

関東首都圏の東京・上野から常磐線経由で水戸・仙台を結ぶ、JR東日本の特急列車「特急ひたち」「特急ときわ」。

2020年に常磐線の全線復旧以後、東京・上野~仙台の長距離を走るようになった貴重な特急列車です。

特急ひたち・ときわは、どちらも同じ車両(E657系)かつ同じ料金形態ですが、運行区間と途中停車駅が異なります。

今回は、この特急ひたち・ときわの基本情報とお得な割引切符について紹介していきます。

特急ひたち・ときわの基本情報

「特急ひたち」と「特急ときわ」では、運行区間と途中停車駅が異なり、大きく分けると以下のようになります。

  • 特急ひたち
    区間:東京・上野~いわき・仙台
    →停車駅は少ない速達タイプ
  • 特急ときわ
    区間:東京・上野~水戸・勝田・高萩
    →停車駅は多めの停車タイプ

上野~水戸間では約30分毎に「ひたち」と「ときわ」が交互に運行するため、特急列車同士の追い越し・追い抜きはありません。

特急ひたちの停車駅と所要時間

特急ひたちの主な停車駅は以下の通りです。

  • 品川(しながわ)
  • 東京(とうきょう)
  • 上野(うえの)
  • 水戸(みと)
  • 勝田(かつた)
  • 日立(ひたち)
  • 泉(いずみ)
  • 湯本(ゆもと)
  • いわき
  • 広野(ひろの)
  • 富岡(とみおか)
  • 大野(おおの)
  • 双葉(ふたば)
  • 浪江(なみえ)
  • 原ノ町(はらのまち)
  • 相馬(そうま)
  • 仙台(せんだい)

特急ひたちの終点は、いわき駅または仙台駅となっています。

ひたちの大多数は上野~水戸間をノンストップ、水戸から先のいわき・仙台までの各駅は列車によって停車駅が異なります。

主な区間の所要時間は以下の通りです。

  • 上野~水戸:約1時間10分
  • 上野~日立:約1時間30分
  • 上野~いわき:約2時間15分
  • 上野~仙台:約4時間25分

特急ひたちは、途中停車駅が少なく速達性に優れるため、水戸やいわきなどの常磐線沿線の各主要駅へのアクセスに便利な列車と言えます。

特急ときわの停車駅と所要時間

  • 品川(しながわ)
  • 東京(とうきょう)
  • 上野(うえの)
  • ※日暮里(にっぽり)
  • ※柏(かしわ)
  • ※龍ケ崎市(りゅうがさきしえき)
  • ※牛久(うしく)
  • ※ひたちのうしく
  • ※荒川沖(あらかわおき)
  • 土浦(つちうら)
  • 石岡(いしおか)
  • 友部(ともべ)
  • ※赤塚(あかつか)
  • 水戸(みと)
  • 勝田(かつた)
  • ※東海(とうかい)
  • 大甕(おおみか)
  • 常陸多賀(ひたちたが)
  • 日立(ひたち)
  • 高萩(たかはぎ)
    ※は一部のときわのみ停車

特急ときわの終点は主に勝田駅または高萩駅となっており、高萩以北のいわき~仙台の区間では運行されません。

ひたちが速達型であるのに対して、ときわは中近距離の移動に利用しやすい停車型の列車となります。

主な区間の所要時間は以下の通りです。

  • 上野~土浦:約45分
  • 上野~水戸:約1時間15分
  • 上野~日立:約1時間40分

水戸以北の区間になると「特急ひたち」より途中停車駅が多くなる分、少々所要時間は伸びますが十数分ほどの差です。

特急ひたち・ときわの乗車方法

特急ひたち・ときわは、E657系の10両編成で運転され、グリーン車を含む全ての車両が指定席となっています。

乗車には乗車券の他に指定席特急券、または座席未指定券が必要です。

座席未指定券とは、利用する日付と区間のみ指定して、乗車する際は空席のある場所を利用できる切符です。

座席の上部に、指定券の発売状況を示すランプがあり、未指定券の場合はそのランプを確認して座席に座ります。

  • 赤ランプ(座れる空席)
    →まだ誰も予約していない座席
  • 黄色ランプ(一応座れる)
    →次の駅から指定済みの座席
  • 緑ランプ
    →他の利用者が使用している座席

未指定券を利用する場合、途中駅から座席指定券を持った利用客が乗車してきた際は席を譲らなくてはいけません。

他の席も予約済みの場合は立ち乗りとなってしまうので注意が必要です。

なお、料金は指定券と変わらないので乗車予定の列車が直前まで分からない場合を除き、予め座席指定を行っておくことをオススメします。

特急ひたち・ときわの通常料金

主な区間の料金は以下の通りです。(※は内訳)

  • 東京・上野⇔水戸・勝田
    :3,890円
    ※乗車券2,310円+特急券1,580円
  • 東京・上野いわき
    :6,290円
    ※乗車券3,740円+特急券2,550円
  • 東京・上野仙台
    :9,280円
    ※乗車券6,380円+特急券2,900円

特急料金はどちらも同じ距離制となっているため、乗車区間が同じなら「ひたち」も「ときわ」も同額です。

また、繁忙期・通常期・閑散期といった時期による指定席料金の変動もありません。

ただし、事前に指定券を購入せずに車内で購入した場合、車内料金として260円の割増となるので注意しましょう。

特急ひたち・ときわで使える割引切符

特急ときわ・ひたちで使える割引切符には以下のような切符があります。

  • えきねっとトクだ値
    →乗車券+特急料金セットの割引切符
  • チケットレスサービス
    →特急料金の割引
  • 週末パス
    →乗車券の割引
  • 休日おでかけパス
    →乗車券の割引

えきねっとトクだ値

えきねっとトクだ値は、JRのネット予約サイト「えきねっと」(会員登録無料)で購入できる、指定区間の運賃と指定席特急料金がセットになった片道割引切符です。

特急ひたち・ときわでの主な設定区間と割引後の価格は以下の通りです。

  • 品川・東京・上野⇔水戸
    トクだ値(乗車当日までの予約)
    →3,490円
    お先にトクだ値(13日前まで)
    →2,710円
  • 品川・東京・上野⇔いわき
    トクだ値:5,650円
    お先にトクだ値:4,390円
  • 品川・東京・上野⇔仙台
    トクだ値:8,350円
  • 水戸⇔仙台
    トクだ値:6,340円
    お先にトクだ値:4,930円

特急ひたち・ときわの場合、多くの区間で10%割引が常設されています。

お先にトクだ値(30%割引)とお先にトクだ値スペシャル(50%割引)については常設ではなく、不定期の期間限定で発売されることがあります。

トクだ値は乗車当日までの申し込み、お先にトクだ値は乗車日13日前の午前1時40分まで、トクだ値スペシャルは乗車日20日前の午前1時40分までの予約が必要です。

発売される座席数や割引設定が限られていますが、先の乗車日が決まっている場合にオススメの割引切符です。

えきねっとチケットレスサービス

スマートフォン・携帯電話から「えきねっとチケットレスサービス」に申し込むことで、特急ひたち・ときわの指定席特急料金が100円引きになります。※パソコンでの購入は不可

当日購入でも割引が適用されるため、今すぐ利用したい時でもチケットレスから申し込むことでお得になります。

また、チケットレスで購入できるのは指定席特急券なので、乗車券には下記の週末パスや休日おでかけパス、交通系ICカードなどと併用することができます。

週末パス

週末パスは、土日祝日の週末限定のフリー乗車券です。(大人8,880円で2日間有効)

週末パスは乗車券タイプの割引切符なので特急券は別途購入が必要ですが、品川~水戸~仙台の常磐線全区間がフリーエリアとなっています。

特急ひたち以外にも鉄道を利用する場合や、東北・上越新幹線を利用するのであれば、通常の乗車券よりも大幅に安くなります。

また、前述の「えきねっとチケットレスサービス」で特急ひたち・ときわの特急券を購入すれば、さらにお得になります。

休日おでかけパス・のんびりホリデーSuicaパス

休日おでかけパスは、土日祝日限定のフリー乗車券です。(大人2,720円で当日のみ有効)

常磐線のフリーエリアは品川~土浦の区間であり、この区間に停車する列車であれば別途特急券を購入することで特急ひたち・ときわも利用できます。

休日おでかけパスの料金は2,720円ですが、東京~土浦の運賃が片道1,170円なので、往復+αの乗車で元が取れます。

また、休日おでかけパスのSuica版に「のんびりホリデーSuicaパス」もあります。こちらは2,670円と若干安いのでSuicaを利用するならオススメです。

まとめ

このように常磐特急には上野⇔いわき・仙台を結ぶ速達型の「ひたち」、上野⇔水戸・勝田を結ぶ停車型の「ときわ」の2つの特急があり、それぞれ途中停車駅が異なります。

事前購入できるのなら「えきねっとトクだ値」、当日購入やフリー乗車券と組み合わせる場合は「えきねっとチケットレスサービス」など利用スタイルに応じて使い分けて行きましょう!

以上、参考になれば幸いです。

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