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【2021年】青春18きっぷのルールとお得に利用するコツを徹底解説!

投稿日:2020年7月12日 更新日:

青春18きっぷは、全国のJR線(普通列車)が乗り放題のお得な切符であり、格安旅行の移動手段や鉄道の乗りつぶしにも重宝される毎年恒例のフリーきっぷです。

「青春18」との名称から年齢制限があると思われがちですが、年齢に関わらず誰でも利用できる切符となっています。

※2019年の青春18きっぷは消費税増税の影響で冬季分から値上がりしました。(1枚12,050円/1回あたり2,410円)

青春18きっぷはとても便利でお得な切符ですが、発売期間と利用期間が設けられており、なおかつ普通列車限定という他にはない独特なルールがあります。

今回は、そんな青春18きっぷの発売期間や基本ルール、使い方など、青春18きっぷの基本について分かりやすく解説していきます。

青春18きっぷってどんな切符?

青春18きっぷとは、全国のJR線の普通列車と快速列車が1日乗り放題になるきっぷで、5日分が1セットとなって発売されています。

1枚の青春18きっぷを1人で5回(5日)使ったり、5人で5回分を一度に使用することもできます。

青春18きっぷで利用できるのは原則JRの路線だけであり、なおかつ普通列車と快速列車限定です。在来線の特急列車や新幹線には利用できません。

青春18きっぷの発売期間と利用期間

青春18きっぷは毎年期間限定で発売される切符であり、青春18きっぷを購入できる期間と、実際に使うことができる利用期間が定められています。

2021年の発売期間と利用期間は以下の通りです。

  • 春季用
    発売期間
    2021年2月20日(土)~3月31日(水)
    利用期間
    2021年3月1日(月)~4月10日(土)
  • 夏季用
    発売期間
    2021年7月1日(木)~8月31日(火)
    利用期間
    2021年7月20日(火)~9月10日(金)
  • 冬季用
    発売期間
    2021年12月1日(水)~12月31日(金)
    利用期間
    2021年12月10日(金)~2022年1月10日(月)

なお、各シーズンをまたいでの利用はできません。

夏用なら夏季利用期間内に、冬用なら冬季利用期間内に使い切る必要があるので注意しましょう。

青春18きっぷの発売額と購入方法

青春18きっぷは、5日分が1セットとなっており、JRの窓口や券売機で購入することができます。

価格は次の通りです。

  • 大人:12,050円(おとな・こども同額)
    →1日あたり:2,410円

駅で購入する場合は5回分が1セットになっていますが、金券ショップやネットオークションにて、3日分や2日分といった残り回数の少ない青春18きっぷを購入することもできます。

1日あたりの金額はJRで購入するよりも割高になってしまいますが、5日分も必要ないという方は、金券ショップ等で青春18きっぷを探してみると良いでしょう。

青春18きっぷは定価だと1日あたり2,410円なので、1回(1日)の移動でこの金額を上回る分の移動ができれば元が取れます。同区間を往復で利用すると仮定した場合、片道1,205円以上でお得になる計算です。

元を取るのは難しくなく、単純往復でお得になる具体的な区間の例を挙げてみます。

  • 東京~熱海:片道1,980円
  • 仙台~福島:片道1,340円
  • 大阪~姫路:片道1,520円
  • 博多~小倉:片道1,310円
  • 札幌~苫小牧:片道1,680円
  • 新千歳空港~小樽(札幌経由)
    →片道1,910円

遠くまで一気に移動するために利用するのも良いですが、ある程度近場の距離を往復利用した方が元を取るのは簡単です。

青春18きっぷの使い方に慣れていない方、初めて青春18きっぷを利用する方は、まず往復利用で使ってみると良いでしょう。

青春18きっぷでの利用方法と注意点

青春18きっぷは自動改札機を使えないため、青春18きっぷで改札を通る場合、必ず有人改札を通る必要があります。

青春18きっぷの利用開始時に、日付が入ったスタンプを駅係員に押してもらうことで利用できます。

ただし、利用開始の駅が無人駅だったり、早朝で駅員がいない場合にはそのまま列車に乗り、着いた駅の駅改札にてスタンプを押してもらいます。

注意点1:スタンプの擦れに注意

日付入りのスタンプを押してもらいますが、スタンプを押してもらった直後にカバンやポーチ等にしまってしまうと、スタンプ印のインクがこすれてしまいます。

スタンプの日付が読めなくなると、有人改札を通る際の確認に手間がかかってしまい、スムーズに改札を通ることができなくなってしまいます。

スタンプを押してもらった後、ある程度インクが乾いてからしまうようにしましょう。

注意点2:他社線直通列車に注意

青春18きっぷが利用できる路線は、あくまでもJRの路線に限られています。

一部の路線ではJR線と他社線が相互乗り入れを行っている路線もあり、知らずに乗ってしまうとその分の運賃を別途で清算する必要があります。

特に、関東首都圏のJR線は、東京メトロ東西線やりんかい線、相鉄線など、多数の路線で直通運転を行っているので注意が必要です。

注意点3:列車の遅延や運休に注意

青春18きっぷは通常の乗車券と異なり、列車が遅延・運休した場合でも振替輸送や切符の払い戻しといった補償は一切ありません。

そのため、途中で新幹線や他社線で迂回したり、高速バスなどの他の交通機関を使用しなくてはならない状況になった際、別途で交通費が発生してしまいます。

青春18きっぷを利用する際は、このような遅延運休のリスクを考えて、ある程度の現金は所持しておくことをオススメします。

注意点4:地方路線は列車本数を要確認

青春18きっぷを利用して、都市部から離れた地域へ移動する場合、普通列車の運行本数や時刻には十分注意が必要です。

都市部の路線なら乗り遅れても数分待てば次の列車が来ますが、地方路線や県境をまたぐ区間などでは、1時間に1本未満、あるいは1日に数本しか列車が走っていない区間もあります。

青春18きっぷを利用して長距離を移動する場合には、列車時刻をよく確認し、万が一の時は迂回するか、別料金を支払い新幹線や特急列車の利用を検討しておきましょう。

まとめ

このように青春18きっぷは、全国のJR線普通列車と快速列車が、1日乗り降り自由のフリーきっぷです。

定価は大人12,050円で、1日あたり2,410円以上の移動でお得になります。

普通列車限定かつ利用時に有人改札を通る必要があるなど、独特なルールの多い切符ですが、上手く使いこなせば格安で鉄道を利用することができます。

初めて利用する方は、近場の往復利用で使ってみて、慣れてきたら長距離の移動やローカル線の乗りつぶしなどに使ってみてはいかがでしょうか?

以上、参考になれば幸いです。

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