鉄道

【特急北斗】札幌~函館で使える割引切符はこれ!

投稿日:2020年7月4日 更新日:

札幌と道南の函館を結ぶJR北海道の特急列車「特急北斗」。

函館や伊達紋別、洞爺湖など、道南の各主要観光地へのアクセスに便利な特急列車であり、札幌~函館の所要時間は約3時間50分となっています。

今回は、この特急北斗の基本情報とお得な割引切符について紹介していきます。

特急北斗の基本情報

特急北斗の停車駅と所要時間

停車駅
札幌(さっぽろ)
新札幌(しんさっぽろ)
南千歳(みなみちとせ)
苫小牧(とまこまい)
白老(しらおい)
登別(のぼりべつ)
東室蘭(ひがしむろらん)
伊達紋別(だてもんべつ)
洞爺(とうや)
長万部(おしゃまんべ)
八雲(やくも)
森(もり)
大沼公園(おおぬまこうえん)
新函館北斗(しんはこだてほくと)
五稜郭(ごりょうかく)
函館(はこだて)

※太字は全列車が停車駅、他は一部の北斗が停車。

所要時間(目安)
札幌⇔函館 3時間50分
札幌⇔八雲 2時間45分
札幌⇔東室蘭 1時間30分
札幌⇔苫小牧 50分
函館⇔長万部 1時間30分
函館⇔新函館北斗 17分

特急北斗は、おおむね1~2時間に1本運行されており、道内の特急列車としては比較的運行本数の多い特急列車です。

特急北斗の車両編成と座席について

特急北斗は通常5両編成で自由席・指定席・グリーン車指定席の3つの座席があります。

特急北斗の使用車両は、現在281系と261系の2種類あるので編成は各列車で異なりますが、どちらも札幌よりの車両が自由席、函館よりの車両が指定席とグリーン車指定席です。

コンセントはグリーン車の各座席、普通車は一部のデッキに充電用のコンセントが用意されています。自由席や普通車指定席は座席近くにコンセントがないので注意しましょう。

また、特急北斗には車内販売がありません。

札幌~函館間は片道3時間以上の長時間乗車となるので、お弁当や飲み物等は乗車前に用意しておきましょう。

特急北斗の通常料金

主な区間の通常料金は以下の通りです。※()は運賃/特急料金の内訳です。

区間 自由席 指定席
札幌⇔
新函館北斗・
五稜郭・函館
8,910円
運賃6,270円
特急2,640円
9,440円
運賃6,270円
特急3,170円
札幌⇔
八雲
7,260円
運賃4,840円
特急2,420円
7,790円
運賃4,840円
特急2,950円
札幌⇔
長万部
6,930円
運賃4,510円
特急2,420円
7,460円
運賃4,510円
特急2,950円
札幌⇔
洞爺
5,830円
運賃3,630円
特急2,200円
6,360円
運賃3,630円
特急2,730円
札幌⇔
伊達紋別
5,390円
運賃3,190円
特急2,200円
5,920円
運賃3,190円
特急2,730円
札幌⇔
東室蘭
4,690円
運賃2,860円
特急1,830円
5,220円
運賃2,860円
特急2,360円
南千歳⇔
函館
8,030円
運賃4,510円
特急2,420円
8,560円
運賃4,510円
特急2,950円
南千歳⇔
新函館北斗
7,700円
運賃5,280円
特急2,420円
8,230円
運賃5,280円
特急2,950円

※新千歳空港から南千歳で特急北斗に乗り継ぐ場合、新千歳空港~南千歳間の運賃220円が別途必要です。

なお、北海道新幹線と特急北斗を新函館北斗駅で乗り継ぐ場合は、特急券の同時購入で特急北斗の特急料金が半額となります。

特急北斗で使える割引切符

特急北斗で使える割引切符には以下のような切符があります。

  • えきねっとトクだ値
  • 乗車券往復割引きっぷ
  • 北海道フリーパス
  • 学割

えきねっとトクだ値

えきねっとトクだ値は、JRのネット予約サイト「えきねっと」(会員登録無料)より購入できる、指定区間の運賃と指定席特急料金がセットになった片道切符です。

主な設定区間と割引後の価格は以下の通りです。

区間 発売額
特急北斗
札幌⇔
新函館北斗・
五稜郭・函館
トクだ値15:8,010円
トクだ値30:6,590円
トクだ値40:5,660円
南千歳⇔
五稜郭・函館
トクだ値15:7,260円
トクだ値30:5,980円
トクだ値40:5,130円

トクだ値15・トクだ値30は乗車当日までの予約で利用できます。

また、割引率の高いお先にトクだ値40は不定期に発売される切符であり、こちらは13日前までの予約が条件です。

いずれも発売席数に限りがあるので予定が決まり次第早めに予約しましょう。

乗車券往復割引きっぷ

乗車券往復割引きっぷは、札幌⇔函館や新千歳空港⇔伊達紋別・洞爺といった指定区間の往復運賃(乗車券)が割引となる切符です。

特急券は別途購入となりますが、指定区間の移動であれば通常の乗車券を使うより安く移動できます。

主な設定区間と発売額は以下の通りです。(※は特急北斗の自由席で往復した場合の合計金額)

区間 発売額
札幌市内⇔
新函館北斗~函館
9,860円
※14,780円
札幌市内⇔
八雲
7,600円
※12,440円
札幌⇔
洞爺
5,700円
※10,100円
新千歳空港
⇔洞爺
4,520円
※8,180円
新千歳空港
⇔伊達紋別
3,840円
※7,500円
当日購入可
有効期間:6日

札幌~函館間の往復運賃は通常12,540円なので、正規料金から実質約3,000円ほどの割引となります。

この切符は利用可能な設定区間が多いのでトクだ値の設定区間外を往復する場合にオススメです。

北海道フリーパス

北海道フリーパスは、JR北海道の在来線が7日間乗り放題のフリー切符です。

特急列車の自由席も乗り放題で、普通車指定席は6回まで利用できます。特急北斗も札幌~函館の全区間で利用できます。

発売額は以下の通りです。

JR北海道の在来線全線(特急列車含む)
料金:27,430円
有効期間:7日間
※GW・お盆・年末年始期間は利用不可

札幌~函館を特急北斗の指定席で往復すると料金は18,880円なので、単純往復では元が取れません。

しかし、道内を鉄道で周遊するなら便利でお得なフリーパスなので、特急北斗以外にも特急列車を利用するのなら北海道フリーパスの利用を検討してみると良いでしょう。

学割

学割は、片道の営業キロが101km以上となる区間を移動する場合に利用できる学生限定の割引切符です。

学割は乗車券(運賃)が2割引きとなる制度であり、特急券は別途購入が必要です。

札幌~函館間の距離は片道約318kmなので学割を使えますが、トクだ値や往復割引きっぷなどの割引切符があるので、あえて学割を使うメリットは少ないです。

使うなら東京~新函館北斗~札幌というように、本州と北海道をまたいでの長距離利用の際に使うのがオススメです。

まとめ

このように特急北斗は札幌~函館間で運行されている特急列車であり、札幌⇔函館の通常料金は自由席8,910円、指定席9,440円と長距離を走る故に料金も高めです。

ただ、片道から使えるえきねっとトクだ値、往復用の乗車券往復割引きっぷ、周遊向けの北海道フリーパスなど割引切符は複数あるので利用目的に応じて上手く使い分けましょう!

以上、参考になれば幸いです。

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